店長スギの古着講座 ★Patagonia Rシリーズ★

こんにちは!スギです。


こちらのブログになり、店頭でも各スタッフのブログの話をしてくださる方もいらっしゃり

スタッフ一同大変嬉しく思います。いつもチェックありがとうございます!!

まぁ私のような失敗談はひろがってほしくないところですが(笑)



と言いつつも、今週も やらかしてしまいました。。。。



先日の若っぺのブログでもありました





名古屋でのスタートと同時に、街中でUBERのBOXを背負ったチャリも目にするようになりましたが


実は買付地のアメリカではUBER EATSではありませんが

UBER TAXIは何度か利用したことがあり

その際にダウンロードした UBERアプリ


何度か利用したことはあっても、基本レンタカーで移動しているので

しばらくアプリも放置の状況だったわけですが


先日の私の携帯の突然の故障


復活後、バックアップが出来ていたとはいえ少し前のデータからの復活で

UBERのアプリを取る前の状態だったのです。



そんなことも忘れており、ここ最近のUber Eats名古屋のスタートで

再度アプリをダウンロード

なかなか利用することもなかったのですが

先日の休み

自宅で洗濯や掃除などいろいろと家事を行っていたのですが

あ、そういえばこういう時にこそ、UBER EATSを試してみよう!と思い立ち

とりあえずお試しということで失敗の無い、マクドナルド でバーガーセットを注文


普通の出前と同じように、何事もなく昼食、掃除も終え


出かけようかと思ったら、私の携帯にメールが届きました


ビックマック食べたやろー!?

マック美味しかったですかー?(笑)


??なぜ??
と思ったと同時に、以前ダウンロードしていた UBERアプリのことを思い出し

その時は会社の仕事として利用したため、決済のカード登録や利用明細をおくるメールなどが全て会社のものだった.....


やってしまった....


確かに今思うと、登録時に個人情報を入力した記憶が。


という感じでいくつになってもご迷惑ばかりの店長スギの失敗談でした。。






















さて



本日は 今回の買付でも数を揃えさせていただいた Patagonia






PatagoniaというとレトロXやスーパーアルパインなど
数多くの名作が古着市場でも高値で取引されているブランドですね♪





ただこのPatagoniaをはじめとするアウトドアもの。
他VINTAGEとは少し違った要素(価値)により評価を受けているジャンルと考えています。


VINTAGEとしての評価としては希少性や市場のニーズ、歴史的な背景から評価されることが多いと思います。
ただ実際のデイリーユースにおいては重い・硬い・脆いといった古い物がゆえに我慢を強いられるVINTAGEも多数ございます。







洋服に求める価値として、私たちはデイリーユースにもしっかりと対応できる

【機能性】

という点において、アウトドアはその能力をいかんなく発揮し、評価の一つとなりうるものだと考えています。

今日はそんな新しい価値観【機能性】について、Patagoniaの中でも




Rシリーズについて紐解いていきたいと思います。




ことアウトドア商品に関しては、一定の基準を満たしているものが商品としてリリースされていることは事実ですが、より現代の生活に密着した機能性を追求するならばこのRシリーズは是非お試しいただく価値のある洋服と思います。より快適な生活をお送りできるウェアとしても、今冬のFeeetの商品ラインアップに挙げさせていただいた次第でございます。




では、このRシリーズ、一体どういうものかという前に

基本情報として

Patagoniaフリースには大きく分けて2つの種類がございます。




レトロXに代表されるカジュアルフリース










そしてこのRシリーズに代表される【テクニカルフリース】






そしてそのテクニカルフリース、つまりRシリーズとは
レギュレーター・インサレーション・システムを搭載したモデルを指します。


簡潔に申しますと、このシステムは保温と透湿の調整を行うシステムです。つまり寒いときは体温によって得た熱を外に逃がさず、また発汗時は湿気(水蒸気)を放出することに長けた服ということです。


さらにその性能を4段階に分けることで、より状況にあった効果を発揮できる服を選ぶことが可能です。その4段階がR1~R4といい、数字が増える毎に保温性が高まります。Rとはレギュレーターの頭文字、シリーズとはこの4段階のモデルを総称して言います。

これはミリタリーでいうところのECWCS。レイヤリングシステム同様の役割ともいえます。



本日はR3以外のモデルをご用意することができましたので商品とともにご説明させていただきます。







まずはR1









こちらは2004年製R1プルオーバーとなります。
Patagonia独自に開発されたポーラテック・パワー・グリッド素材が使用され、軽量で通気性に優れ、抜群の伸縮性と耐久性を備えています。さらに防臭加工までされているため、やむを得ない連投での着用でも気になりません。
速乾性にも優れ、冬のランニングやハイキング、サイクリングなども適した一枚といえます。
タイプとしてはハーフジップのプルオーバーやフーディが多いですが、フルジップもございます。









R1といえど、インナーだけでなく、パーカなどでストリートに落とし込むスタイリング



そして








インナーとしてVINTAGEとの相性を楽しまれてもありです!

L表記ではありますが、Rシリーズのサイズ感は小さめの為、174㎝の私、安藤でほどよいゆとりが出る程度です。







続いてR2




長めの毛足が特徴的なフリース。ポーラテック・サーマルプロという素材が使われており、保温性が高いです。通気性も高いので、意外と使用できる温度範囲は広く便利
Rシリーズのなかで最も汎用性の高く、タウンユースとしてのデザインもバリエーションを持ちます。

さらにこのR2。その機能性の高さから、Patagoniaの軍用ラインMARSにも流用されるモデルがあり、昨今このモデルの人気はすでに相当な高さとなりつつあります。

それがコチラ!




PCUではレベル3に相当するこのモデルは、当時アフガニスタンのアメリカ軍においても非常に高い評価をもらった一枚。MARSではコヨーテカラーなどアウトドアのラインでは作られないカラー、そして胸のPatagoniaのタグなどが取り外されるのが特徴です。













XL表記をうまくレイヤードによりバランスを取ったスタリングですね。

重ね着をしても、中肉のフリースではありますが、着ぶくれはもちろん

しなやかな素材とサイドの仕様により動きにくいということは一切ありません。






私の出番は必要なさそうですね(笑)




R3 JACKET
今回、ご紹介できる商品はご用意できませんでしたが、岩場でのインサレーションとして、また極寒のコンディションではハイパイル面を裏返して中間着としてお着用できるリバーシブルのデザインです。





ラストは

R4 JACKET





パタゴニア製品の中でも最も保湿性に優れたフリースです。







長短の繊維を混ぜたハイロフト(中綿)のR2素材を内側に、ベロア表面のフリースを外側に配置して、その間に防風性のラミネートを挟んでいます。非常に温かくてしかも動きやすいので、単独でも重ね着でもOKです。

このR4に関しては、機能性はもちろんですが、希少性という点においても
現在は販売が中止されているだけに、今後希少性は高まるモデルと思います。













こちらもXL表記。
Rシリーズの特徴として腕の長さが象徴的に見られるR4カイエン




こちらはやはり防風フィルムもあってか、多少のズッシリ感はございます。」

マットなグレーがMARSのウルフカラーを彷彿させるよい色合です。



これらの商品は明日より店頭とWEB SHOPで同時に販売スタートしますので是非チェックしてみて下さいね!




さて、いかがだったでしょうか。
たしかにRマークの刺繍の入ったpatagonia、見たことあったなぁと思い出してもらえた方もいらっしゃるのではないでしょうか。



たしかに古いモデルがゆえの訴求力も我々古着好きにはたまらないところですが、
少し見方を変えると、このRシリーズにもたくさんの良い点がございます。

身体へのフィット感から動きやすさ、そしてカジュアルフリースとくらべ明らかにフリースの柔らかさ、肌触りの良さがございます。

このブログをきっかけにお一人でも興味をもっていただけたら幸いです♪



さて、久しぶりの古着講座。
肩慣らしとしてはまずまずですかね(笑)




さて、明日からは週末、この辺りのRシリーズも含め多数ご用意がございます。
少量ではございますが、ベターセーターもございますよ♪

また明日からCOMFYの新作も投入しております!
合わせてチェックしてみて下さいね!









イギリスポリスマンフリース

















































皆様のお越しお待ちしております。

それでは。