40's U.S.ARMY "EX-48-1" オーバーパンツ ファイバーグラスライナー付き LONG-MEDIUM [99246]

表記

LONG-MEDIUM

ウエスト

86cm(32inch)

レングス

73cm(29inch)

股上

38cm

総丈

114cm

裾幅

28cm

コンディション

リペアやダメージ、薄汚れがあり、古着らしい一着です。

コメント

EX-48-1のEXとはExperimental（実験的）という意味を持ち、WW2後の1948年に軍装品一連のテスト時の試作品に付く表記となります。
1945年WW2終結と同時に東西冷戦に突入したアメリカは予期される朝鮮戦争に向けて1948年一連の制服と装備のテストを行います。
https://usmc-collectors.pagesperso-orange.fr/fichiers%20listes%20et%20divers/korea%20catalog%2012.htm
上記、サイトより「LES TENUES ET EQUIPEMENTS EX-48」では当時のEX-48 エクスペリメンタル（実験的）で製造されたアイテムが多数あることが分かります。（こちらのパンツはカタログに【OUTER TROUSERS】と明記してあるため、タイトルも合わせました）ただ過去FeeetでもEXシリーズは何度か入荷していますが（https://www.feeetshop.net/product/68342）この資料以外にも多数存在することは追記しておきます。

こちらは1951年に採用されるオーバーパンツの前身ともいえる試作モデルとなります。
M-48というとモッズコートの元祖であり、その対のパンツと想定されたものと思われます。M-48パーカで正式採用されたウールパイル（ライナー）ではなく、グラスファイバーの中綿のキルト（ライナー）となります。 この時代、M-48パーカの対となるシェルパンツはまだ存在しておらず、このEX-48-1はエクスペリメンタルでありながらも実働部隊での使用があったものと推測されます。
後に採用されるM-51オーバーパンツとは、カーゴポケット、バックポケットの有無、インサイドへのコネクトポケットフラップの有無などの違いが挙げられます。
コンディションからシェル・ライナーともに相当の使用が見受けられ、リペア跡も多数ございます。
ただそれを考慮しても、一見の価値のあるものとして評価させていただきました。
フェードした雰囲気をコーディネイトのアクセントにしていただいてもよし、パーツやタグなどもすべて残存していることからオーバーパンツの起源、M-51との違いを証明する資料としてコレクションされてもよい銘品です。

早々に市場に出ることはない一本ですので、是非この機会にチェックしていただけたら幸いです。

着用スタッフ180cm66kg※他のスタッフによる着用画像をご希望の方はお気軽にお問い合わせくださいませ。

・店頭や別販路でも販売しております。ご注文が重複してお買い上げいただけない場合がございます。何卒ご了承くださいませ。

・スタッフ着用による商品の着用画像のご依頼や商品のお取り置き、商品の関してのご質問など、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

・目に見えないダメージや、写真では分かりずらい染み、汚れ等のコンディション等細かい点を気にされる方はご購入前にお問い合わせください。

・商品の色味は、接近して撮影している写真が一番実物に近い色味でございます。ただし、ご閲覧いただく環境やカメラの性能による色味の出しにくい商品に関しましては、多少の差異がある場合がございます。より正確な色味を気にされる方はご購入前にお問い合わせください。