松波です:) Part 23

皆さん!こんにちは!









松波です!











突然ですが、皆さんは初めて買ったヴィンテージを覚えていらっしゃいますか?





私が初めて購入したヴィンテージはブラックモールスキンのジャケットでした!





ふらっと立ち寄ったユーロの古着屋さんでどこか品があり長い年月をかけて生まれた風合いに一目惚れし、値段もちゃんと見ずに購入を決めてお会計の時に驚愕した思い出があります。笑





その古着屋の店員さんにユーロワークを教えてもらい、仲良い人からも他のヴィンテージを教えてもらい、気づけばどっぷり沼にハマっていました、、、💦



もう今では抜け出せる気は全くありません、、、困った物ですね、、笑








今日はそんな私のヴィンテージを好きになるルーツとなったフレンチワークのジャケットについてご紹介です!






いつのまにか熱が入ってしまい、少しいつもより長くなってしまったのですがお付き合いください🙇‍♀️






それではどうぞ!












19世紀後半、産業革命によって工業化が進んだフランスでは、工場労働者や鉄道員、農業従事者、職人たちのために、丈夫で実用性に優れたワークウェアが数多く生み出されました。




その中でも代表的な存在が「Bleu de Travail(ブルー・ド・トラヴァイユ)」です。

直訳すると「仕事着の青」を意味し、インクブルーに染められたワークウェアの総称として知られています。青色は汚れが目立ちにくく、当時入手しやすかった染料で染められていたことから、多くの労働者たちの作業着として広く普及しました。




当時のフレンチワークでは、モールスキンやコットンツイルをはじめ、インディゴリネンなど、用途や時代に応じてさまざまな生地が使われていました。それぞれに異なる特徴があり、働く環境や職種によって素材が使い分けられていたことも、フレンチワークの面白さの一つです。






中でも代表的な素材であるモールスキンは、高密度に織り上げたコットン生地の表面を起毛させた素材で、その名の通り”モグラの毛皮”のような滑らかな質感が特徴です。


肉厚で耐久性や防風性に優れ、工場など過酷な環境で働く人々の作業着として重宝されました。長年着込まれることで生まれる光沢やアタリ、美しいフェードは、新品では決して味わえない魅力として、現在のヴィンテージ市場でも高く評価されています。






一方のコットンツイルは、綾織りによるしなやかさと動きやすさが魅力の素材です。モールスキンに比べて軽量で通気性にも優れ、農作業や日常的な仕事着として幅広く着用されました。

着込むほどに柔らかく身体へ馴染み、自然な色落ちや風合いを楽しめることから、現在でも高い人気を誇ります。






さらに、19世紀末から1930年代頃にはインディゴリネンも数多く生産されていました。リネン特有の優れた通気性や吸湿性を持ち、暑い季節や屋外での作業に適した実用的な素材です。

使い込まれることでインディゴが柔らかく褪色し、リネンならではのネップ感や豊かな表情が現れることから、フレンチワークの中でも特に人気が高く、希少性のある生地として知られています。





また、フレンチワークジャケットは年代によって襟の形状にも違いが見られます。


1930〜40年代頃は小ぶりで丸みの強いラウンドカラー、1950年代になると少し大きめになり、1960年代頃には実用性を重視したややシャープな襟へと変化していきます。もちろんメーカーごとの差はありますが、襟の形状は年代を見極めるポイントの一つとして知られています。





フレンチワークの魅力は、生地やデザインだけではありません。

当時のワークウェアは「破れたら買い替える」のではなく、破れた箇所にパッチを当てたり、手縫いでリペアを重ねたりしながら、大切に着続けられていました。

そのため、一着ごとに異なるパッチワークやリペア跡、色落ちやアタリが生まれ、同じものが二つと存在しない表情を持っています。







どんな仕事に従事していたのか、どんな環境で着られてきたのか。


リペアの跡や色の褪せ方から、当時の持ち主の暮らしや背景を想像できることも、フレンチワークならではの大きな魅力です。










そんなフレンチワークジャケットから今回紹介するのはこちら!





60's Le Meilleur d'Amiens コットンワークカバーオール
¥15,900+TAX







ブランドのルーツは1855年、フランス北部・アミアンで創業した織物工場にまで遡ります。
高品質な生地作りで評価を集め、「Le Meilleur d’Amiens(アミアンで最高のもの)」と呼ばれるようになったことがブランド名の由来です。



1921年には正式なブランドとしてワークウェアの生産を本格化させ、工場や農場、鉄道などさまざまな現場で働く人々を支えました。
実用性を追求した堅牢な作りと質の高い生地は、多くの労働者から信頼を集め、現在でもフレンチワークを代表するブランドの一つとして知られています。



今回ご紹介のジャケットは1960年代らしいややシャープな襟の形状に、フレンチワーク定番の3ポケット仕様。無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインだからこそ、美しいシルエットや生地の表情が際立ちます。



コットンツイル生地を使用しており、着始めから身体に馴染みやすいのが魅力。
長年着用されたことで生まれた程よいフェード感が雰囲気抜群で、奥行きのあるブルーへと変化しています。



ワークウェアらしいペンキ汚れや着用感は見られるものの、大きなダメージはなくコンディションも良好。これからさらに着込むことで、自分だけの経年変化も楽しんでいただける一着です。



フレンチワークらしい空気感をしっかりと残しながらも、サイズ・コンディションともに日常使いしやすい個体。デニムや軍パンはもちろん、スラックスと合わせた上品なスタイリングにもおすすめしたい一着です。








こちら以外にも定期的にfeeetでもフレンチワークのジャケットの入荷がありますので、是非お気に入りの一着を見つけましょ〜!!




いつか絵日記でも紹介出来たらなと思うので、まだまだ沢山勉強していきます!!







それでは今回はここまでで!







また次回〜:)