ハラちゃんの知らない世界176★買付日誌★

こんにちは、タカシです!



先日の10日(日)まで、久々のアメリカ買付に行って参りました。



今回も杉岡さんの元でしっかり学びながら、自分なりの感性を生かした一着、古着界の中でも外せない一着、思わず「なんだこれは!」と言ってしまうような一着まで…



とにかく幅広い視野で見れたのではないかと思います。



商品内容は今後のお楽しみに、、、ということで、


今回のブログは買付道中に撮影した写真とともに、思い出を振り返りながら綴っていこうと思います!








空港到着。



日本人CAの方に「May I help you?」と笑顔で接客していただいたが「あっ、日本人です。」と言ったら「大変失礼しました…」とあたふたした様子。



いよいよ自分もアメリカに染まってきたのでしょうか。










今回使用したのはDELTA航空。



前回使用したZIP AIRは下調べしておらず機内食ほぼ無しという生き地獄でしたが、今回は美味しいチキンとサンドウィッチが食べれました。



驚いたのは機内コンテンツで見れる映画の豊富さ。日本語ありのものだけでも100本以上はあったのではないでしょうか。



実は映画がそこまで得意ではない私。


定番ですが見たことがなかったフォレストガンプとファイトクラブ、名前だけ聞いた事あるくらいのユージュアリーサスペクツの3つをチョイス。



不思議と寝ることなく8時間ぶっ通しで見ていました。






到着して翌日のお昼はカオマンガイ。店員さんが日本語を勉強しているとのこと。


片言ながら自国の言葉で感謝されるのはやはりうれしいですね。










買い付けたアイテムを漂白中に、お気に入りかつ買い付け中愛用していたベルギー軍M-88後染めパンツが、ブリーチ材でおじゃんに。。



アメリカの漂白剤は本当に気を付けたほうが良いと改めて思い知らされました。







ディーラー宅の猫。





ディーラー宅の、スターウォーズのピンボール台。を楽しむ杉岡さん。






アメリカの建物の特徴なのか、古き良き建物の横に真新しいビルが建っているのをよく見ます。



新旧問わず良いものは崩さずに残しておく。アメリカならではの美学があるのかもしれません。







近くにあった庭のような空間。







日本サイドから、「年賀状を撮影するのでお二人のツーショットをください!」とのこと。


二人並んでどうやって撮影しよう…とあたふたしていたら、通りがかった女性が「写真とってあげるよ!」と気さくにお声かけをしてくださった時の一枚。


アメリカといえばフランクかつフレンドリー。それを目の当たりにした瞬間でした。



しかしこれで年賀状を作るとなると、僕らは写真右端に〇に囲まれている欠席扱いみたいになるのでは…?(笑)







フリーウェイを運転中に見えた花火。自宅で打ち上げているのか、距離感がとても近くビックリ。


何かお祝い事があったのでしょうか。







少し山道にいくと、一面の雪。



外は0度。さすがに寒かった…










今回、都市移動中にかなり頭を悩ませたのが車の荷物の積載量。


ご存知の方も多いかと思いますが、卸業務を開始したために単純に買い付ける量が倍増。


いつもの感覚で買付をしていては、荷物が入りきらない。


Fedexでも使って先に運んでもらうか。しかしアメリカの配送業者は評判的にもかなり悪いよう。







どうしようかと模索をしていた中で見つけたのが圧縮袋。


Walmartにて「MagicBag」なるものを購入。


パンパンだった衣類の袋が圧縮されたことによってかなり小さくなり、なんとか解決。


次はトラックでも借りるか…?と杉岡さんも頭を悩ませていました。







アメリカでは12月からどこもかしこもクリスマスムード。


家やショップにはイルミネーションやツリーなどの置物、飲食店にはケーキやチキン。


キリストの国なので盛大に祝うのでしょうね。





コインランドリーで洗濯中に外に出たら横にあったシャワルマ屋台。


WET SHAWARMAなるものを注文。(WETは濡れるという意味なのでスープに入っていました)


これが今回の買い付け中に食べたものの中で一番おいしかったです。


アボカドペーストとチーズがたっぷり。また食べたい。




今更ですが、円安のため古着から食べ物、雑貨、全て高く感じます。


たしかこのシャワルマで15ドルとかだったので2300円くらい。


ハンバーガー1つ頼むだけで1000円弱。


物価が高いといえど、恐ろしいです。






見返してみたら、全部脂っこすぎ。(笑) ピザとかホットドッグは朝食として食べてました。


気づいたらポテチかバーガーがパンダ。






綺麗な青空を見上げると靴が電線の上に。珍しいなあと思っていた自分が無知でした。


意味は、ぜひ調べてみてください。








最終日に訪れた美術館。アフリカファッションの歴史と黒人アーティストの展覧会。







その中でも印象的だったのが、モロッコの伝統衣装のジェラバを現代解釈したもの。


カルチャーがミックスされてとてもクールでした。







もうひとつ。最終日に訪れたレコード屋。


日本でずっと探していたレコードがしれっと置いてあるアメリカのレコ屋。


大興奮のあまり長いこと居座ってDIGしていました。








杉岡さんいわく、「買付より必死だった」とのこと。お恥ずかしい。(笑)

















脱線しすぎてもダメなので、自分が今回買付に同行させていただき感じたことを。





アメリカのリアルな空気感を、古着とともに届ける。


単純に聞こえて、ここまで楽しく難しい仕事はないなと。




古着屋さんは、店の特色を全面に押し出すラインナップを揃えるために買付に行く。


そのためには経験を重ねた人達が現地に赴き、育て上げてきた感性と知識を最大限に活かして商品になるものを買い付ける。


お客様の顔を思い浮かべながら、未開拓なジャンルの模索と新しい可能性を秘めたアイテムを厳選していく。



こう綴ると楽しい仕事なのは勿論ですが、それだけ責任重大。会社の命運を背負っているといっても過言ではない。

(その経験を自分がもうすでに5回も同行していただけているのは本当に感謝しかありません。)



そうやって現地に赴いている古着屋が本当にかっこいいし、その難しさを感じたからこそリスペクトがあります。そういったお店から買い物をしたい。








昨今の古着市場は、古着が「消費されている」世の中になりつつあると自分は感じています。


最近全国に続々とできている古着屋の多くは、安くて流行りのものが大量に置いてあるイメージ。


勿論どう買おうが、どう服を着ようが個人の自由ですが、それにあやかり「安いから買う」「流行ってるから買う」という方も増えてきていると感じます。


しかし、根本はたしてそれで本当にかっこよくなれているのか。その買ったものは思い入れがあるのか。



ブランディングをもって提案をしている服屋に行けば、その店がバイイングをして根本から良い!と思ったものが陳列されている。そしてその価値感とセンスを買うといっても過言ではないのが古着。


仲良い店員さんがいるから買うではなく、その提案している店から買う。





少々ストロングな言い方になってしまいましたが、それだけ本気で取り組めている古着屋には足繁く通いたいし、そういったところで自分は買いたい。








今回の買い付けで出会ったとあるディーラーは、SPヴィンテージがズラッと並び圧巻のクオリティの空間。


その方との会話で、「これだけクオリティが高いアイテム達を揃えるのって、大変じゃないですか?」となれない英語で話すと、




「簡単だよ!だって楽しいんだもん!本気でやれば何も辛くない。」




好きこそ物の上手なれ。まさしくこのこと。


本気でやれば結果は出てくるし、それについてきて来てくれる人も自然と現れる。


何気ない会話でしたが、本当に心に響きました。









総括すると、世界各地の奮闘している古着屋の熱量と努力量を感じたバイイングトリップ。



そんな中買い付けた、同じく熱量満載なアイテムが今後続々と出揃いますので是非お楽しみにお待ちください!




長くなってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとうございました!